地元紙に、ことば遍路というコーナーがあり、いつも拝読させていただいております。
本日は、言わずと知れた世界的投資家ジョージ・ソロスさんの言葉が紹介されていました。
20年ほど前、アジア通貨危機というのがありました。
東南アジアや韓国等の急激な経済成長に外貨がどっと流れました。
その後、祭りの後のように外貨は引き揚げられアジア通貨は大暴落しました。
この時、韓国などはIMFの管理下となり、その後苦しい経済運営を強いられました。
当時、マレーシアのマハティール首相が名指しで批判したのが、投資家ジョージ・ソロスさんでした。
私にとってはジョージ・ソロスさんが金のためなら手段を選ばず結果に責任を持たないような印象を受けていましたが、こういう文章を見るとやはりちゃんとしているのかなぁ~なんて思ったりします(笑)
感銘を受けた部分を少し紹介しますね。
経済成長を続けているときは進む方向を疑う必要がなかった。
周囲の人の向いている方向を向いて同じことをすれば良かった。それで自然にお金も入ってきた。
しかし、いまのように経済が成熟し混沌とした世の中において、どっちへ進めば良いのか分からない。
手本にするものがないままに、進む方向を自分で見つけなければならない。
先頭かせいぜい2位までならうまくいくかもしれないが、後になるほど座れる席は少なくなる。
流れの予兆を見つけ出し、そこへ向かうことによって、自分で後ろに流れを作り出さなくてはならない。
さすが~
っで、アジア通貨危機の時に儲けたんですか???ソロスさん(笑)