2023年9月23日土曜日

無垢の魅力。

 現在の床材や建具等々は、ほとんど集成材系であります。表面は化粧シートだったり突板だったりしますが、100%の無垢材を採用する機会は減っています。

前回経営していた住宅会社では積極的に無垢材床をモデルに採用しておりましたが、メンテの話を施主さんにしますとほとんどの方が集成材系を選択されました。

完全無垢材ですと伸縮時に隙間やムクりが起きるんですね。なので賃貸ですと特に採用しずらいんです。

私事ではありますが、今回自宅のリビングテーブル1m20cm程度ですが、栗の木・無垢材で作成してもらいました。北島町にあるKiKiという工房です。

素晴らしい存在感を放ってくれて日々癒されています。今更ですが・・・やはり本物の木はいいですねー

2023年9月22日金曜日

HPのイラスト風間取り。

 ただいま新築中の「鶴島」のホームページ用間取りを作成中。

確認図面ではなく暮らしぶりが想像できるようなイラスト風・間取りですね。

新商品ごとに作っておりますが、その都度テイストを狙いに合わせ工夫して依頼しています。

細かく希望に副っていただけるので助かっているとです~

2023年9月21日木曜日

▢柱と〇柱。

 「新本須」計画のB棟C棟はLDKが広くて梁スパンが飛んでいます。

なので、キッチンカウンターの端に梁を支える柱を1本下ろさなくてはなりません。この時、カウンターに壁を作りたくないんですね。

そーしますと、柱1本だけを壁紙で巻くわけにいかないので化粧柱にします。さらに動線上にある柱ですから、丸柱を採用したい!

▢柱が105で計算したとしますと、丸柱はこの柱がスッポリ入る断面寸法でなくてはならない訳です。

▢の対角線は√2、105×1.41=148.05、つまり150Фの〇柱となりますー

2023年9月20日水曜日

「新本須」のスリット。

 「新本須」の2LDKタイプには竪スリットが採用されています。

玄関ポーチは建物を凹ませてつくっています。そのポーチに回り込むように玄関ドアへとアプローチします。

スリットに人は消えていきますが、薄っすらと角度によっては見えるんですねー

こちら・・・

一番下に角度によっての見え方が載っていますねー

また、形状・寸法やピッチによっても印象も見え方も違ってきますので、適材適所・センスの見せどころでもあります!

2023年9月19日火曜日

駐車場と浄化槽。

 今、「鶴島」の次「新本須」のプランを練っております。建物は大まかな計画は見えていて詳細を詰めています。

4棟それぞれに合併浄化槽5人槽が必要になります。敷地を無駄なく目いっぱい使っているので、駐車場に浄化槽を配置しなくてはならない棟もあるんです。

小さな浄化槽は標準工事で上部に2t車まで停められるので、浄化槽上のコンクリートは駐車場土間やアスファルトと完全フラットに施工します。

あと車止めを施工する場合などは、車に対して横向きに車止めスグ後ろに埋設しますと良さげに収まります。

浄化槽点検時なども想定して、埋設した駐車スペースは入居棟と同じにすることが原則でありますー

2023年9月18日月曜日

吹き抜けの室内窓。

 「鶴島」ファミリータイプのダイニング上部は大収納階まで吹き抜けています。こちら・・・ダイニングの上。

こちら・・・リビングの上。
この吹き抜け空間4.5帖ほどの広さに、シーリングファン+ライティングレール+化粧火打ち梁、そして室内窓を設置します。

その室内窓の大きさを決定するために現場合わせしていました。

結果こちら・・・

久米監督が持っている木の桟に囲まれたスペースにしました。反対側も設置しますので、どうぞお楽しみに~

2023年9月16日土曜日

ウォークスルークローゼット。

 以前の住宅会社では、シューズクローゼットやウォークインクローゼットを通り抜けられるスルークローゼットを度々提案しておりました。

この頃の住宅会社さんのチラシ等の注文住宅間取りを見ていますと、スルークローゼットが増えてきているように思います。

比較することもなくスルークローゼットの方が断然使いやすいです!

予め何を収納するのか決めておきますと、両サイドに想定した奥行の違う棚等を設置して動線+機能性バツグンとなります。

また、手前まで荷物が溢れて奥の物が出せないという事態も防ぐことができます。

しか~し、1つデメリットがあります。

もうお分かりだと思いますが、思うよりかなりのスペースが必要となります。予算に合わせて建物の大きさを最初に決めてしまいますと、畳コーナーがなくなるケースが多いです。

逆に言えば畳コーナーさえ諦めたら格段に暮らしやすくなるということです・・・新本須で挑戦してみたいですけどね~