「これっていくらで建つんですか ? 」というご質問をよくお受けします。わたくしは商品ごとに「本体価格がいくら?いくら?ぐらいです。」とお答えいたします。そうしますと、「そんなんで建つんですか ? 」となりますが、建ちません(笑)
本体価格というのは、建物自体だけの想定価格です。そこからの給水排水配管・浄化槽・外構等、別途費用が掛かってまいります。さらにさらに地盤調査結果次第で地盤改良工事、浄化槽埋設時・水位が高い場合などの矢板工事などが必要になるケースがあります。
そーしますと、「それを含めるといくらになりますか ? 」となりますが、そこは計画を進めてみないと総額はわかりません。
お話を整理いたしますと・・・本体価格というのは、どこに建ててもほぼ同じ金額だという仮定で想定試算されています。しかし、その他の工事は、そのエリア・土地の広さや環境によって工事内容が大きく変わってしまいます。
たとえば、今工事中のSKIP HOUSE の敷地面積は3,000㎡・約900坪ございます。給水は新規に引き込みましたし、排水経路も桝や側溝を新設したりしています。この広さでの配管工事費用は相当かかっています。
わたくしの今回のラクソラは、敷地47坪しかないですが給水は引込しなければならず、80万円ぐらいかかりました。これだけでも2棟に割りますとプラス40万円となりますね。
また今計画中の戸建て賃貸では、大家さんが分譲地を購入されているので、給水排水にかかる費用が加入金程度で済んでいます。
ただ、これら以外に確認申請を提出する以前の諸申請費用もエリアによって必要になる場合があります。これまた今計画中の案件ですが、条例宅地申請+適合証明+43条許可申請などが建物1棟ごとに必要となっています。これらを全部合わせて建物棟数で割りますと1棟いくらで完成したとなるんですね。
なので、詳細計画しないと1棟あたりの価格は算出できないはずなんです。
皆様が気にされているのは、利回りだと思います。利回りは、共同住宅⇒長屋⇒戸建てと低くなる代わりに同じ条件ですと入居リスクも減っていきます。
基本的に賃貸経営とは「事業」であります、一人一人の大家さんが「社長さん」な訳です。それぞれの大家さんが、商売理念を戦わせて長期に渡って勝ち抜いていかねばなりません。
わたくしの「もっとー」は、20年後も余裕で競合に勝つ「賃貸住まい」ですね。そのためには入居者の方々に、他にはない圧倒的な付加価値+魅力をアピールして即決してもらうことだと思います~
付け加えます、その魅力とは後から真似することができない付加価値を指しています・・・明日の見学会、お待ちしております~