金利を左右するのは中央銀行の政策が基本ですよね。この政策によって民間銀行の金利が独自に設定されて借出先によっても変わるんですね。
これらのことは皆様よく御存じと思いますが、以前にもお話ししました中央銀行のことはあまり知られていません。
米国で2001年の同時多発テロが起きましたが、中央銀行を持たない国はそれ以前に9か国ありました。
キューバ、北朝鮮、イラク、イラン、シリア、リビア、アフガニスタン、スーダン、パキスタンです。
どれも米国が敵とみなしている国々です。テロの後、戦争となった国々に次々と中央銀行は設立され、現在は4か国だけ。。。
キューバ、北朝鮮、イラン、スーダンです。
で、そのキューバが心配・・・
オバマ大統領がキューバを訪れビッグニュースとなりましたが、経済交流が活発になり始めると外資が大量に流れ込みます。
融資が急増し一時的に大活況となるでしょう。そのあと一気にマネー流出なんてのは今まで一体何度繰り返したでしょうか。
この根幹に居座るのが中央銀行です。中央銀行は民間銀行で株主がいます。ゼロからお金を生み出し、金利がかかるマネーを国に借し出し経済を膨らませます。後に増税が必要だという議論になりますが。返すのは国民です。
現在の日本も同じ状況です。本来、その国自体で金利のかからないマネーを生み出せば民も苦しくないのですが、世界中この中央銀行システムを採用していて、希少価値の高かったキューバまでこのシステムになるのでしょうか。
中央銀行システムは、経済発展させるし最低ラインの貧困から抜け出すチャンスも与えてくれます。しかしその反面、成功者と脱落者という貧富の格差をもたらします。
私たちは明治維新以降どっぷりとこのシステムに慣れています。
キューバ国民がホントにこの資本主義を望んでいればいいのですけど・・・
私は個人的に資本主義でいいと思っています。ただ現在のように国民のお金を金融市場につぎ込み、運用失敗したから増税しますっには納得できませんけど
それと中央銀行の株主って誰ですか ? 誰かおせーて（笑）
日銀法にものっていないところが・・・
