地震に耐える基礎構造②

続きですが、掘方を進め砕石を敷き固めます。ベタ基礎のベースになる下地段階ですが、真ん中にへこみがあると思います。このへこみはベース基礎を強化するためにあります。
設備工事は、先行配管になります。ベースコンクリートを打設する前に配管を完了させます。
次にベースコンクリートを打つため外枠の型を立てますが、作業しやすいよう薄いコンクリートを打設します。


 これから肝心な配筋にかかっていきます。

近づいて見てみましょう。

 真ん中のへこんだ部分は、このように1枚の平坦なベースを途中で強化しているわけです。
 引っこ抜けないよう鉄筋が曲げられスペーサーという小さな石の上に鉄筋を乗っけてコンクリートが鉄筋を包むように施工されます。
コーナーとかも強化されています。
 継手はこのように重ねて強度を保ちます。
建物の外周の肝心なベース配筋の様子です。


全体に配筋完了したら、コンクリート打設になります。
鉄筋の継手とかスペーサーという鉄筋の台などの施工の仕方で本来の強度が保たれるのです。それでは、続きはまた明日。。。
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