高利回りのターゲットは単身者です。限られた敷地面積で計画するならなおさらです。
でもね、郊外だから・・・「うちは単身者は難しい」とお考えの大家さん。安心してください、ありますよっ。はやりのやつです。。。
次のプロジェクト・・・GARAGE HOUSE PROJECT があります。
コンビニが遠い、学校から離れている、などかえっていい条件。それが「ガレージハウスプロジェクト」です。
夏ぐらいには板野郡北島町で着工しますので乞うご期待。
ガレージPの話は別の日に特集を組むとして。
単身者というククリですが。いったい何歳でしょうか。
大家さんなら若い人のイメージではないでしょうか。私が20年前デビューさせた LOFT HOUSE は正に「20代の若者の心を捉える 」がキャッチフレーズでした。
しか~し現在の単身者とは多様化しながら増えています。
以前より都市からの転勤組などは少しありましたが、今は単身者というおおまかなククリではなくもっと絞り込むべきだと思います。
離婚率は3組に1組となり、熟年離婚も珍しくなくなりました。離婚すれば何歳であろうと単身者です。夫婦で購入した住宅にどちらかが住めば、どちらかは部屋探しをすることになります。今後も離婚率は増えるはずです。
そもそも結婚しない方々も増えているし、結婚しても子供を授からない夫婦も増え続けています。(余談ですが、私はこの生涯夫婦だけという賃貸商品も考えています。住宅ローンに縛られず自由に生きる夫婦像です。)
だから、空き家問題だろっというお声が聞こえてきそうですが。
入居者が本当に求めている部屋は圧倒的に足りないことを明言しておきます。
単身者には高額所得の方、年金生活の方、離婚して余裕がなくなった方、障害者の方、外国籍の方、社会人一年生や学生など多様化しているわけです。
これらに趣味や食生活、ライフスタイルや人との交際の仕方など価値観といいますか・・・とにかく人それぞれ違うはずです。
それなのに・・・この市場の中に画一的にターゲットを単身者とみて記号で「1LDKです」みたいな物件をいっぱい建てるから空室や家賃下落問題になるんですよね。
入居者は、それぞれに求めているものが違う。その求めているものをそれぞれにウォンツとして提案していけば喜んでくれるはずです。では次回はウォンツについてをテーマにします。
今回のSKIP&PIT PROJECT も、万人にウケるモノではないと知ってしかけています。しかしスキップフロアが好きな単身者にとっては、かけがえのない魅力なのです。行列ができるかもっ。
万人にウケないものこそ、価値が高くファンがつくものです。
亡き父は、氷川きよしさんが好きでしょっちゅう歌っていました。私はあのちゃっちゃっちゃっのフリがどうも・・・それぞれでしょ。