2016年1月7日木曜日

事業と捉えると見えてくるモノ。

前回、「賃貸ビジネスとは事業である」が本質だと書きました。
不思議なもので本質を理解すると考え方も整理されてきます。

ここからはオーナー様(大家さん)は、事業する事業主であるという観点でお話しします。
事業主つまりオーナー社長、言い換えれば経営者と言えます。

上手くいく経営者と上手くいかない経営者の違いをご存じでしょうか ? 私は、このように考えています。

上手くいかない経営者は、「こうすれば上手くいくというモノを探している」
上手くいく経営者は「こうすれば上手くいくというモノがないことを覚悟している」

そしてこの考え方の差は、日々少しずつ開いて何年もかかって結果に表れます。結果に表れたときは遅いというわけです。

中小企業庁によると一年間に起業する人は、約20万人~30万人いるそうです。その中で10年後には約30%、20年後には約52%が倒産しています。中小企業庁が把握していない起業数字を当てはめると倒産廃業率はさらに高くなります。

日本の会社の寿命は、世界一とも言われていますが平均約30年です。起業して30年後生き残っているのは、倒産率99.98%に耐えた企業たちです。

私が経営していた工務店(父が創業)は、今もう約50年になろうとしているのですから、ほとんど奇跡といっていいでしょう。

このことを思えば、逆に賃貸ビジネスとは低リスク事業ともいえ、かなりの部分を人任せにしている大家さんでも上手くいくケースがあるのも事実でしょう。しかし、長期に渡るとどんどんリスクが増していくわけです。

最初から事業として捉えて経営者として挑めば、よりリスクが低くなるのは当然なのです。
そして、こうすれば上手くいくという賃貸ビジネスもまた有り得ないということを覚悟した上で挑んでほしいのです。