新設住宅着工戸数で徳島経済を見る。

 取引先のメーカー代理店系企業の方々から、今徳島県の建築現場が減っていると聞いて、徳島県のホームページで新設住宅着工工数を調べてみました。

我々の業態はビルダー側の売り上げ規模より、そこに納品する大手メーカー代理店の方が規模も大きくシェアも持っています。シェアが多いということは、景況感がほぼ正しいといえます。

徳島県大手メーカー代理店の売り上げ規模は、20億円~50億円ですが、トップビルダーが1800万円の住宅を150棟完工させても、27億円です。ほとんどのビルダー規模は20棟いかない訳ですから、いかに規模が違うかご理解いただけるかと思います。

それで以下の表をご覧ください。

前年度比3割以上減っています。前年度の同じ時期を見ても減っていますから、減った数字比較で、そこからさらに減っているということですね。数年前と比較しますと40%減っていたりします。その数字は1月~3月ですから、コロナの影響が出始める前の数字ということです。さらに、上側の全国前年度比は、1月2月がわずか3%減、3月4月に至っては増加しています。

このことから推理しますと(笑)今徳島県で現場が減っているのは、コロナ禍の原因というより人口減少による着工戸数減退ということが見えてきます。

つまり、新設住宅着工戸数だけの話ではなく、いよいよ徳島県全体の経済の収縮期に入ってきたのだといえますねー

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