今から戸建て賃貸シリーズを建てていくにあたって、駐車場の考え方をお話します。建物本体にオリジナル性・圧倒的な付加価値を作るのは当然基本ですが・・・
大手メーカー数社が賃貸市場の大半を占めていますので、規格型・企画商品が多いということは以前お話ししました。この場合の駐車場は一部屋・家賃に駐車1台含まれているケースが多く、追加はいくらか費用が発生します。来客用駐車スペースもほとんどなく、入居者は不便しているはずです。
わたくしの考えるこれからの駐車台数は、単身者向け2台・カップル向け3台・ファミリー向け縦列でいいので4台が理想だと思います。
しかし、駐車場に番号を振って車止めがあってというやり方ではなく、ゾーンとしての考え方です。そのゾーンを好きに使ってくださいというと車台数が少なくていい人は、余裕が生まれます。ちょっとした荷物の積み込み時など仮置き場にもできますし、自転車やバイクを洗うこともできる。その独占していいスペースが他物件にはない魅力となって、戸建てならではの価値が暮らしぶりに豊かさをもたらせると考えています。
計画中のものはすべてこの考え方の駐車をしようと思っています。築古年数を経てもこういった他にない魅力の数々で後光を放てば入居率は下がらないと考えているんです。