地中熱とは太陽エネルギーによるもので、火山活動などに見られるマグマエネルギーとは違います。
太陽エネルギーは夏・地表に降り注いで地面を温めます。そのエネルギーは少しずつ地中へと伝えていきます。そして冬になると長い時間をかけてその温まったエネルギーを少しずつ放出していきます。
5m、10mと深くなると温度も安定していきます。地中熱を利用した空調システムも以前からありますが、これまた高価になります。
地面からは少し上だから地中熱の影響はないように私も思っていたのですが、ピットルームでその威力を体感しました。
ピットルームの床も地面よりかは少し上がっていますが、そのまま仕上げる工程になっていて気密状態です。つまり、床下がありません。
完成するたびに写真を撮りに行っていたのですが、この空間は冬暖かく夏涼しいのです。冬凄く冷えた時、土間コンクリートの上に仕上げた床が暖かいのには驚きました。
体感すると納得するものですね。ガレージハウスの1Fは同様の仕上げ工程になっています。