ガレージハウスのコストダウン、柱編。

ガレージハウスはメゾネット構造です。1Fと2Fの行ったり来たりを想定すると階段の段数は少ない方がいいですよね。

なのでガレージの天井は、シャッターボックスの部分を工夫しつつ、ミニバンがスムーズに車庫入れできる最少寸法までに抑えています。

それらを支える柱ですが、一般的には高さ3mが取引されています。他には4mの柱も売られており、SKIP HOUSE は高さを確保しなければならないので4mを採用しました。

3mの柱と4mの柱を比べますと4mの柱の価格が高いですよね。しかし、1M当たりの単価は4mの方が安い。
3mの柱1本 2,310円とすると1m当たり770円。
4mの柱1本 3,000円とすると1m当たり750円。

ルーちゃんの14個入りみたいな・・・ちがうか。

そうすると1Fは天井を低く抑えたいので、3mを切ることになってしまう。余った部分はほとんど廃材になる・・・なので4mの柱の半分2mでいけたら余りもなくなるし、1m当たりのコスト減少+本数半分となるコストダウンになります。

1Fで3mの柱、60本必要とすると、60本×2,310円=138,600円
4mちょんぎれば                             30本×3,000円=90,000円
48,600円のコストダウンです。

つまり、ガレージハウスの1Fは、4mの柱を半分にカットして使用できる高さの設計になっています。基礎の立ち上がりや1Fの床仕上げにも工夫を凝らしながら・・・

もともと生えていた木を根っこや先っぽをカットして柱にしているのです。なんの問題もありません。カットして根っこの方を下に向けて加工すればいいのです。

柱は基本生えていた上下そのまま使用するのが基本ですから。
反対のものを逆柱といいます。ご興味のある方はネットで調べてみてください(笑)
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