新しいものを創造する力。

昨晩のテレビ番組で「いつやるの、今でしょ」で一躍スターになった林先生が現役東大生に社会に出たあと必要なものをレクチャーされていました。

一つは解決する力・・・何か問題が発生した時、「こうしたらどうか、ああしたらどうか」と違う方向からのアプローチを模索しますよね。この時、ダメな理由ばかりロジカルに述べる方がおります。専門分野の中だけで思考し、自分は知識が豊富だと勘違いされている方は、このパターンに入りやすいのではないでしょうか。
これでは解決の糸口が見つからない。私自身に解決する力が備わっているとは思いませんが、いつも最終的には覚悟を決めて行動してきました。自分の中では突破力といつも認識していますね。

もう一つは、新しいものを創造する力・・・製造にしてもサービスにしても科学や文学、デザインにしても、全く新しいものを創造することは世界中でほんの一握りの方々だと思います。
私は今までに普及しているものに付加価値をどうにか付けられないか ? いつも模索しております。付加価値が認められれば新しいものと評価していただけるのではないでしょうか。
カツカレー構想と呼んでいます。

さらにもう一つは、群衆の中の自分を意識できるか・・・他にできる人がいる、大多数の人が同じような発想で仕事しているということは必要とはされない。
つまり、自分の得意を知っているか、自分自身にしかできない分野を模索し続けているのか・・・
これだけは私には備わっていると自負しておりますぞ(笑)
ハウスメーカーにはできないモノ、設計事務所ではやらないこと、地元工務店が向いていない方向などなど。。。

自分にしかできないことは本当はないかもしれない、でも今だれも注目していないモノやコトに自分らしく表現することができないかずっと模索しております。

林先生は現役東大生に向かって、この群衆の中の自分を意識できないなら役人になりなさいと言っておられました。「そうだ、そうだっ」と思いましたが、それは官僚になれる可能性のある人が言うからいいんでしょうね・・・

私はある時、顧問弁護士の先生と食事中に「弁護士という職業は社会的地位が高いけど、いつもトラブルの仕事なので、私にもし司法試験に受かる能力があったとしてもこの職業は選ばないと思う」っと軽い気持ちで言ってしまいました。

そしたら先生、「横川さんは司法試験に受からないから、そんな心配はいらない」っと返されました。
ここでひるんではいかん・・・「いやっ先生、もしもっ、もしもっ、私にそういう能力があったと仮定したらっと申し上げてるんですっ」

さらに先生、「受からんのだから仮定の話もないんですわ、もうこの話は終わりっ」(笑)(笑)(笑)

先生、尊敬しています。
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