ガレージハウスは豪華ではありません。どこにでもいそうな若い単身者がターゲット、おもに女子。女子をターゲットにいろいろコンセプトを考えると男子はその中に当てはまっていくものです。
なので実際は男子の利用が多いと思いますが・・・
この頃の男子は、女子化していますから(笑)
そうすると支払える家賃想定に限界があります。車買う時のあの感覚、軽にするかコンパクトカーにするか。もう少し手を伸ばすと届きそうな車っ。。。
家賃を抑えると入居率は高まるが、利回りが落ちてしまう。つまり初期投資額=建築費を抑えないと適正な家賃にはならない。
なのでガレージハウスは様々なコストダウンを講じています。
構造の弱体化やメンテナンス費用の増大などにかかわらないコストダウンをしなければならないわけです。商品開発の時にはこのコストダウンは大切です。とにかく建築費用を上げるのはいつでもできるからです。
建築に携わる職種を上げてみます。まず皆さんとお話しされる営業マン、この方たちはプレゼンの仕方を勉強しているのであってコストとはかかわっていません。プライスつまり販売価格とはかかわっています。
次に設計士、プランニングして確認申請等の内容を把握し実際に実務を遂行してくれます。これまた、かかわりません。
現場監督、ここで実行予算を組む方はかかわってきます。しかし、この方たちのコストダウンは取引業者との交渉の場合がほとんどです。
っで、経営者。はっきり言ってほとんどかかわっていないと思います。私は当時深くかかわっていましたし、現在でも経営者が直接かかわっている企業は必ず適正価格を追求しています。
っで、一番かかわっているのが商品開発者になります。大手も中堅も必ずどこかの部署の誰かさんたち、チームが商品開発をしています。
この人たちがターゲットに向けて価格設定をしていきます。もちろん経営者側からは利益を要求されますが・・・
では、商品開発者のコストダウンとは・・・どんなものか次回~