長屋か共同住宅か。

共同住宅は特殊建築物の類いになります。しかし、それに比べ長屋は規定が少ないですね。長屋というと時代劇に出てくる障子戸を開けると広めの土間と一部屋みたいなイメージがありますが。

この長屋は建築基準法上の定義になります。

1Fに2Fの玄関ドアも並んであるタイプなどは長屋のケースが多いかと思います。調べますと様々な形がありました。

建物の構造、RCか鉄骨か木造かでも長屋の規定は違ってくるようです。ガレージハウスはいわゆる長屋になります。
SKIP HOUSE は共同住宅です。


このSKIP HOUSE を長屋にするには、玄関出口が他と共有せずに道路に繋がればいい訳です。
その玄関ドアの出口から共有されるローカや階段は認められません。でも緩和規定があるのです。。。

南道路で1F2Fの玄関がすべて1Fにあり、南に向いていればなんの問題もなく長屋になります。しかし、道路に面していない場合で全体の戸数が7戸以上は、避難路が必要になります。


避難路は基本3m以上必要です。RC造はこの限りではありません。避難路を設けるか・・・道路までの専用通路を設ければ長屋でオッケーです。

その専用通路というのは道路まで繋がっていて全体の戸数が多くても2戸以下が利用する専用通路なら認められる・・・ややこしいでしょ(笑)

つまりですね・・・自分の部屋の出口から道路までずっと3m以上空いているか、2mの通路が2戸ごとに確保されているかということなんですね。ややこしいでしょ(笑)
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