下水地域なら合併浄化槽は必要なく、経費は下水道への接続だけで安く済みます。
合併浄化槽が必要な場合に以前水位のお話しをしました。
しかし、それだけではありません。
今回は水位ではなく、建物に対しての位置ですね。
建物の大きさと敷地内の配置によっては余分な工事がかかる場合があります。
建物の真ん中あたりに埋設出来る時は問題ないですが、10戸とか12戸とかで建物が横に長いのに端っこにしか配置できないケースだと・・・
浄化槽の入口までの距離が極端に長くなってしまって勾配を少しずつ取るのですが、浄化槽入口が地面よりドンドン低くなるため点検口をあらたに作る必要に迫られます。
この時、点検をする保健所の規定で工事をしますが、浄化槽本体のフタに加え、2重に鉄フタをコンクリートで造ることとなって、50万円とかかかってしまいます。
なので建物を仮に配置して浄化槽位置も検討しておきたいところですね。