デザインコード。

デザインコードというものがあります。元大手ハウスメーカーのデザイナーが考案、様々な理論を簡単にまとめたものです。簡単といってもぶ厚いテキストががっつり2冊あります。

その中の最も基本の法則が次の4つ。
揃える、反復させる、グループ化する、対比させる・・・

この法則をセンス良く使えば同じ間取りであっても格段にデザインは良くなります。

しかし訓練しなくては使いこなせません。
外観デザインについて・・・私はこの手法を得とくするため、チラシ等の他社の広告を見て間取りを推察し、窓の種類や配置変更、屋根の形などを変えて外観をデザインしなおしていました。

立面図を起こしてそこに理想のカタチを平面と照らし合わせながら書き込みます。ぎこちなかったものが、段々すらすらと書けるようになります。

お客さんの沢山の要望を叶えるよう間取りを創ると外観デザインがもう一つになりがちです。自分の書いた立面を立ち上げ、理想のカタチを平面と照らし合わせながら修正していきます。

時には柱を追加したり、壁をふかしたり、デザインハングさせたりします。もちろんこの法則は外観デザインに限ったことではありませんが、最初はとっつきやすいので・・・

デザインハングという言葉が出てきましたが、オーバーハングとどう違うのか、また明日ご案内しますね。
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