2016年7月16日土曜日

浮遊感と安定感をデザインする。

オーバーハングやデザインハングのことについて触れましたが、この手法を用いながら高さの調整や色の選択の仕方で浮遊感と安定感を演出できます。

背の低いがっしりした方と背の高い細い方が並ぶとどうでしょうか。背が低くがっしりした方のほうが一見安定感があります(笑)

これは重心の位置によるものです。重心の位置が高いところにあると引き上げられていくような浮遊感をイメージし、下にあると安定感がある印象を受けるわけです。

つまり、オーバーハングさせて2Fを大きく見せるということは、浮遊感が生まれるのです。こちらは以前私がオープンさせたモデルハウスの外観写真です。
2Fをオーバーハングさせて1Fの掃き出し窓すぐ上まで壁をふかして降ろしてきています。これによってなんとも不思議な印象深い浮遊感を演出しているのです。

さらにデザイン原則の一つ色による対比を使っています。下を濃く上を淡く仕上げています。この色遣いにより安定感を出します。

重心が高くあるけど、色の効果で安定感を手に入れています。

この頃は窯業系サイディングに沢山の種類があり、また表現力も向上しているため、ほとんどの建物はサイディングで施工されています。

しか~し、タイルやガルバなどいわゆる素材感のある本物も使いたい。だけど価格も抑えたい。そんな時下半分だけ素材感が高いものを使うとさらに好印象の安定感が出てきます。

おもしろいでしょ。。。