急速な業績悪化により、大塚家具がTKPの支援を受ける検討を始めたという、ニュース。
このブログを日課のように見ていただいている方は、憶えていると思います。
親子ケンカではなく、創業家が追い出されるかもしれないということです。
創業者の父は、たたき上げ社長らしい典型的優秀な方、一方娘の久美子社長は、学問エリートなんですね。
物言う株主たちは、その企業の持っている資産に向かっているんでしょ。業績が落ちてくると狙われやすい~
ここまでの企業に育てた創業者は、海千山千で統率力に優れ、ハングリー精神や戦闘気力も持ち合わせているので、物言う株主が追い出すのはなかなか難しい。
そこで目をつけられたのが、学力優秀な久美子社長。
自身の持ち株はしれているのに、なぜか父に株主総会で勝ったわけだ~
久美子社長側に大きな組織力が動いた・・・ここに何かがあるだろうと思います。
現実に久美子社長は、まじめに経営立て直しに奮闘したと思いますが、商売と学問は、違う~
答え(結果)がでてこない。
今後、他社資本が大量に入るとなれば・・・結局、業績不振の責任を問われ現経営陣は、退陣となる可能性が大。
この時、いわゆる創業者系・大塚家は追い出されることになる。
親子ケンカと言われていたころから、この辺のシナリオはあったように思います。そのシナリオを父・創業者は薄々知っていて対立する火種の一つだったかもしれませんねー
今、父・創業者は、他社に売らなくても私が資本・経営の相談にのると呼びかけています。これを物言う株主は阻止するのかな?
父・創業者は、育て上げた企業が一部解体され、切って売られて、資産が流出していくのを横目で見るという酷な状況となるのでしょうか。
ここは避けたいところでしょ。
しかし、父がそのまま引き継いでいれば、それで順風満帆にいけたともいえないところが悩ましいところですね。
最終的ににどうなったのか?
世間が忘れたあとも、ずっと追いかけてみましょう。
そこに答えが書いてあるでしょう。
ダイエーも。