昨晩、BS放送でノーカットで放映されておりました。大脱走という映画。作品が作られたのは古く、1963年わたくしが生まれた年であります。
子供のころから正月ともなるとテレビで何度も再放送されていて、その度に眠いの我慢して観ていました。
戦争映画ですが、完全な娯楽映画に仕上げられています。とにかくスティーブマックィーンのカッコよさったらハンパない~だいたいその名前からしてカッコイイ~
ドイツ軍捕虜収容所から連合軍兵士たちが脱走するという実話をもとに作られたものです。
長い映画ですが、最初から2時間以上ずっと収容所での撮影・・・
それが脱走してから映る河や山、町並みのきれいなこと・・・戦時中なのに切なくなる美しさが表現されています。
若い時のブロンソンもカッコイイです。穏やかな河でボートを見つけて漕ぎ出した時、対岸に映る街の美しいこと・・・ジーンとなる瞬間ですねードイツとオーストリアに流れるレヒ川らしい・・・
収容所では敵味方で最低限のモラルを守っていました。官僚高官らしい所長とナチス党直属のゲシュタポの違いも鮮明に表現されていました。
何度見ても楽しめる素晴らしい映画です。皆さん、観ましたか ?