地震の予知と寿命。

徳島市は、今後震度6弱以上の揺れに襲われる確率が73%だと地元紙に掲載されていました。
これは予想できているのか、できていないのかというと、ほぼできていないということでしょう。

今年や来年かもしれないし、35年たってもこないかもしれない。
ということ。

この予測をみていると私の寿命のように思えてきました。
私は現在、55歳・・・今後30年で死亡する確率73%と捉えると良く解る~

50代で死ぬかもしれんし、平均寿命まで生きるかもしれん、さらにもっと生きるかもしれん。

つまり、どちらも・・・いつかわからんということだ(笑)

取引先の会長が以前、私に教えてくれました。
よっかわさん、人間には3つの原理原則があるんでよ~

①人は必ず死ぬということ
②その死がいつかわからないということ
③人生は一度きりということ

③は信仰によっては輪廻があるのでひとまず除外します。
①のいつか死ぬというのは、皆知っている。
ただ、それを意識して生きているかどうかの違いでしょう。

やはり、やっかいなのは②のいつ死ぬかわからないという真実。

大病を患った患者が、医師からこの治療を続ければ20%の確率で5年以上生存していますっと告げられる。
言い換えれば、80%の確率で5年以内に死ぬということですね。
こういわれても、まだいつ死ぬかわからない。

この時点で、予測し仮定してみましょう。
80%の確率で5年以内に死ぬのだから、半分の2年半なら生きられると仮定し、その後の人生はおまけ予備だとします。

最後の半年は治療もキツイだろうから、あと2年・・・
会社と家庭のその後の段取りを一つ一つ丁寧に計画していったとして、そのあとどうするか???

あそこに行ってみたかったとか、これが食べたかったとか、親交の深かった方たちに別れを告げていくとか、考えてみる。

しかし、このケースは、よくよく考えてみると・・・この治療をすればという大前提がある。
治療には副作用があるので、味覚障害や体調不良でその気になれない可能性が大きい。
親しいかった方々、お世話になった方々に、この度寿命がやってくるようです、なんて話もしずらくないだろうか・・・

では、くも膜下出血等に見られるように、朝「行ってきます」と元気に出て行ってその日、帰らぬ人となったというのはどうか。
子育てが終わった、私はそっちがいいな~

突然だったなーみたいな・・・
なので、私は若い時からその準備をしていたように思います。

いずれも予知はできない・・・地震もいつくるか、わからない、どの程度準備しておくか???
それが生き方、命の使い方・・・なんだと思うんです。
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