「はれのひ」(横浜市)=破産=が売上高を粉飾した決算書類で銀行から融資を受けたとされる事件で、詐欺容疑で神奈川県警に同社元社長、篠崎洋一郎容疑者(55)が逮捕された~
っとありまして・・・いわゆる粉飾決算なんですね。
決算書を粉飾して銀行から融資を引き出したという詐欺行為・・・
粉飾決算がなぜ見抜かれないのか?ということですが、黒字を赤字にすると税務署、国税局が調査や捜査に入ります。
しかし、赤字を黒字にして納税すると税務調査や国税局捜査は、つっこんでこない。
小規模ゼネコンなんかで赤字だと入札に参加できないので、決算を粉飾して黒字化、納税して入札資格をとったなんて話を聞いたことがあります。
黒字を赤字にすると、年貢のがれということで厳しい調査(強制もある)があるのに対して、逆は誰もモニタリングしないことが粉飾をしやすくしているのではないでしょうか。
金融機関は、企業に対して提出書類を求めるだけで判断しなくてはならず、経理事務所に乗り込んでいって決算の裏付け調査なんてことはできない。
基本的に、企業が提出する決算書を信用するしかない。
これに会計事務所が絡んでいれば、ほとんどわからないでしょうね。
金融庁が先頭に立って、融資の際には金融機関等が決算書の裏付け調査が必須でできるようしたらどうでしょうか。
しかし、国税庁がいやがるんでしょうね。
そこが問題の本質ではないでしょうか。。。