先日、制震パネルの売り込みに来ましたので、そのことについて触れていきたいと思います。
地震対策は、3つ。耐震・制震・免震とあります。
耐震とは揺れても壊れないように強く作ることです。制震とは揺れを抑える工夫をすること。
また、免震とは揺れても同調しないよう工夫することです。
一般的には耐震力を高めていきます。
熊本地震のように本震といえる大きい揺れが2回続くときなどは、1回目の揺れで損傷した弱い部分が2回目の揺れで決定的なダメージを受けてしまいます。
耐震力をいくら高めたとしても大地震がきた時、必ず安全とはいえません。
安全の確率が高まっているにすぎません。
揺れが強いとき、弱いところに一気に力が加わります。なので全体のバランスが大切なのです。工法や見た目の頑丈さよりバランスなんですね。
これに制震がどうかかわるのか・・・つづく。