本日地元紙に県信用保証協会の代位弁済が上半期前年比68%増と出ていました。
ゼロゼロ融資の返済が始まって返済が困難な企業が増えておりまして、業種別で最も多かったのは建設らしいです。
倒産の業種別上位にいつも建設業、なんででしょう。
私なりの見解を一つ・・・まず何といっても起業しやすい。建設業許可も取りやすいし、工場や店舗などの初期投資もいらない、金融機関からの融資も比較的受けやすいなどがあると思います。
建設業では請負契約を締結した時点で契約金・現金が手に入るので運転資金も少なくて済みます。さらに約束手形も金融機関から交付されやすく、この業界では当たり前のように手形取引されています。
工事金の支払いより早く入金なっているのに手形振り出して支払いを遅らせば過小資本でもグルグル回せるという訳です。
しかーし、売り上げが減少したり粗利が低くなればグルグル回らず一気に倒産の危機となります。
ほとんどの倒産理由は自己資金不足からスタートした薄利売り上げ主義だと思うんですよねー
弊社は約束手形は一切取り扱っておりませんので(笑)