実行予算書は正確性が大切。

 現在、 NEW GARAGE HOUSE Ⅱ の「実行予算」なるものを組んでおります。実行予算とは現実にかかる工事費を1円まで細かく算出することです。この実行予算がどこまで正確かというのは凄く大事なんです。

わたくしたちは各取引業者に発注して施工管理しています。ほぼ労賃という職人さんもおいでれば全て材料費という業者もあって全体で30社程度に発注いたします。

この時、新建材や木材等の材料見積もりで価格は以前の取引価格と比較すればいいのですが、重要なのは数量であります。

各業者は実際の現場で見積もりより数量が不足することがクレームにつながるので避けようとして少し余分を見ています。その余分が重なりますと全体の実行予算が現実より高くなりかねません。

なので、毎現場実際に取引された数量実績を把握して数量を調整し正確な実行予算を算出することに時間をかけて集中しています。

大家さんたちはこの実行予算に弊社の経費を足して御見積書ができるので自身を持って提案できることが大切です。

他工務店によってはこの「実行予算」を組まないドンブリ勘定のものや業者の見積もりを100パーセントとする積算担当の方もいるので、ここは自社で積算しなおす弊社のアピールポイントでもあります。

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