2025年4月~の法改正の一つが省エネ基準の見直しです。
では省エネ基準がどーなっているのか、見てみましょう。
今回このピラミッドの下から4番目以上が義務付けられます。
これにより、2022年3月時点で最高等級だった等級4は、2025年以降「最低等級」になり、省エネ基準が一気に引き上げられることになります。
こちらが国交省のデータ。
UA値が小さいほど断熱性能等が高くなっています。左の等級3→等級4への値差が一番大きくこの時にエコ給付金制度が創設されて、巷では一気に等級4へと進みました。また、長期優良住宅もその時は最高ランク等級4が必須でありました。
等級5~7までは値差が小さく個人的には少々やりすぎではと思ってしまいますが、ドイツなどと比べますとまだまだ緩めであります。
このことで住宅会社はこぞって最高等級を謳うので、さらに建築費が上がりローンアウトの消費者が増えるという反面もあることを見なければなりません。
ドイツと日本では今はもう平均所得に大きな差があります。日本人が持ち家に住まうには所得に合わせた性能バランスがある程度必要だというのがわたくしの見解であります !