敷地目いっぱいギリギリに建てるには、建蔽率に加えて道路斜線と採光面積をクリアしなければなりません。
できるだけ道路に近づけたい時は「道路斜線」、隣地に寄せたい場合は「採光面積」等がポイントになります。
現在、大家さんから新計画のご依頼を賜っておりますのは、戸建てと長屋を併設するパターンで、先に採光面積を計算してどこまで隣地に寄せられるか知っておく必要があります。
以上の計算から戸建ては1,500mm、長屋は600mmまで寄せられると回答が出てきます。この時、軒の出や樋先など先っぽ寸法で計算しておきますので、建物寸法は少し大きな数字になりますね。