ウッドショック以外の建築資材について。

 もともとアベノミクスとやらで財政出動+金融緩和して、2%の物価上昇率を目指して日銀と一体にやってきたわけですが、デフレだけは解消しなかったですよね。

株価は米国市場についていく形で大成功して記録的な株高となりました。その米国好景気のあおりを受けてウッドショックとなったのですが、ここにきて他の建設資材全般に価格上昇傾向になってきています。もちろん、コロナ禍も関連しています。景気がいいのだから、上げ基調は当たり前ですが日本はデフレ脱却できなかったので、キツイんでしょう。

少し前にコンクリートや鉄筋に樹脂系、その後にも内装材・アルミ・ガラスなどもコストアップしています。建物全体の建築コストで言えばやはりウッドショックの上がりようがハンパないので、ここが少し収束してくれば全体的には影響が弱まるのではないかと思います。

今新築は様子見なのか・・・というところですが。

米国・中国中心に経済が動いていることを考えますと、上げ基調はしばらく続いていくのかなと思います。というより、ここが平時になるんでしょうね。

ますます、格差が広がりそうです。

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