本日のニュースにこの話・・・
低所得世帯が対象の制度、緊急小口資金の申し込みがリーマン後の80倍になっているというニュースに驚きました。
リーマンショック以降、どんどん低所得化が進んで貧困世帯が広がっている真っただ中にコロナ禍となって、さらに貧困世帯が急増しているということでしょうか。
20万円の融資の話です。
すぐなくなってしまう金額ですので、貧困世帯のレベルも深刻ではないでしょうか。
コロナ禍でリモート化が進んでいます。
リモート化が進めば完全能力主義(結果主義)となります。
日本は経済社会だけでなく、今まではどれだけ頑張ったかというプロセスを評価してくれていました。
結果はどうあれ、あれだけ頑張ったんだから堂々としていなさい。
的な・・・
営業成績はイマイチだったけどプロセスを評価されてボーナスが支給されることもあったでしょうけど、リモート化でなくなりますね。
結果出してくれたら、別に一日仕事に向き合わなくてもいいし。
その結果に対してだけ対価支給していくようになる。
その評価に納得いかなければ、個人側がドンドン企業側を選定しなおすようになるでしょう。
完全な個人主義になれば企業側は人材教育に資本投資するより、能力のある人材とコンタクトできる窓口を広げていくようになる。
個人間のスキル差は益々広がって所得の開きも桁違いになって貧富の格差に拍車をかけるでしょう。
好むか好まざるかではなく、米国のようになってしまう。
リモート化が進むことでもう一つ。
AIがドンドン進化していけば、人材に頼る部分も極端に減っていって雇用の機会も少なくなっていくと思われます。
みんなで一緒に卒業するのではなく、個人で考え個人で行動努力し自ら様々なスキルを身につけて結果を出していくことが求められるんでしょう。
また、そういう前向きな個人ばかりの集まりみたいなものもできてくると思います。
スキルの高い個人がグループ化していくのではないかな・・・