現在の断熱基準は7段階ですが、2025年からは省エネ等級4以上が義務化なります。なので、旧基準で建てられるのは来年2024年までとなります。
弊社現在の標準断熱では省4基準に届かない一部項目がありますので、スペックを少しだけ上げる必要があります。ただ住宅1戸なら上がる費用もしれていますが、床面積の大きいアパートだと結構な上げ幅になるかもしれません。
断熱性能を上げると空調効率が上がりCo2削減することができます。しかし同時に気密性能や換気計画などシステムとして機能しないと効果は限定的になってしまいます。
1戸建ての場合、エアコンが1Fに1台+2Fに1台でローカや階段なども含めて全館空調するのが基準ですが、換気計画が正しくないと建物内で温度差が生じて結露発生の原因にもなりかねませんので注意が必要です。