「松茂」の壁・天井は通常の断熱工事で大丈夫ですが、床下は二通りの断熱方法になります。
一つはリビング・・・通常通り床・フローリングが基礎より上がっていて床下は換気されています。基礎の天端に基礎パッキンを挟み土台を敷き込みますので、外部の空気は床下に入ってきます。ですから、フローリングの直下で断熱材を施工します。
もう一つは、ダイニングキッチン・・・この部屋は基礎の内側土間を仕上げて床材を施工しますので、床下がありません。いわゆる地中熱という地球表面に蓄積された太陽光エネルギーを受けて温度は安定します。この時、基礎パッキンは気密型といいまして、空気は入ってきません。
そのダイニング側とリビング側の取り合いの断熱工事が重要になってきます。
大工さんが、丁寧にその合わさるところに断熱材を施工してくれています。