ドンキが出てきた時、ここまでなると誰が予想したでしょうか。
時代の流れを上手く乗りこなした結果なんでしょう。
ドンキの創業者・安田会長の講演を随分前、私が30代かな?
に拝聴いたしました。
人懐っこい感じというか、バイタリティーあふれるおもしろい人です。
少し、千房(お好み焼き)の創業者にタイプが似ているかも・・・
この人の講演も楽しいですよ。
ドンキのスタイルがどのようにできたのかといいますと・・・
安田氏は、若いころ一人で駅前で雑貨店を始めます。
昼間営業して、店を閉めた夜は仕入れた商品を箱から出して陳列していたそうです。
そのうち、お客さんがやってきた。
「あ~すんません、今営業してないんです。」
陳列作業があるので接客できないと思ってのことでしたが、来てくれたお客さんを返すことはないと、陳列の最中もどうぞどうぞということになった。
安田氏は明日の営業の準備で忙しいので、お客さんは勝手に商品を見て回ったそうだ。
そのうち、こんな商品ってないですか?との質問に・・・
あ~確か仕入れたけど、今はどの梱包かわからんねー
開けてみても、いいですか。
あーいいですよ、すまんね。
っとなって、店を閉めた後の時間の方がお客さんが増えたそうです。
こうなって、昼間より深夜に梱包から探す常連客が増えていったとか。
ここから、ジャングルから探し出すような陳列になっていった。
安田会長いわく、ほとんど後付ですよーっと笑っていました。
魅力的な企業家に見えましたね。