本日の地元紙によれば、建築基準法違反の疑いで施工不良が、大手レオパレスで見つかったとあります。
1996年~2009年に施工した計38物件となっています。
内容は、防火・防音のための界壁(住戸を隔てる壁)等がないとのことです。
実は・・・私は20代の時、レオパレスの下請け工事(当時の木造物件)を数年間やっており心配しましたが、1996年以前にやめておりました~(当時の企業名はMDIで商品だったのがレオパレス21でした。)
今回の記事で、レオパレスの見解は下請け業者に対する検査体制が十分でなく、意図的な手抜きではないと書かれているが・・・
原因について、仕様変更に伴い設計図面上に反映されていなかったと言っているので、図面通りに進める下請け業者の問題ではなさそう。
そもそも、図面に反映されていない、つまり記載されていないとすれば、確認申請時にも行政審査時点で見逃されているということですよね。
企業で反映し忘れ、行政で見逃してしまい、下請けも気が付かず、というところでしょうか。
あってはならんことですが、毎年いくつかこういう事例がでているのも事実なんですね。
やはり、元請けの時点で気がつかないと本当はいけないですね。