昨日、BS系で角栄氏・生誕100年として特別番組を組んでいましたね。ちょっとしたブームであります。
私も角栄氏には興味があり、何冊か書かれている本を読みました。
昨晩の番組では、失脚する引き金になったロッキード事件は、角栄氏が石油メジャー(ロックフェラー等)を通さずに、入手ルートを開拓したことがメジャーの逆鱗に触れたいうことでした。
しかし、その後も田中派として最大派閥を率いて、大平氏・鈴木氏・中曽根氏と総理を生み出すキーマンとして君臨していた。
私は竹下氏が派閥をひっくり返した背後には、やはり米国がいたような気がしています。
石油メジャーの怒りは、ロッキード事件である一定程度終わっていたので理由は他にあったのでは・・・
つまり、竹下氏にとって代わるよう仕向けた背景が何かということです。
一説には、アジアの共通通貨構想があるのではないかという話もあります。
世界基軸通貨は米ドルですが、ヨーロッパは対抗措置として共通通貨ユーロを生み出した、その何十年も前に角栄氏がアジア共通通貨を構想していたのが、本当だとしたら命がけの大仕事だった思います。
現実にはならなかったものの、先見性には素晴らしい力を発揮していた政治家ということですかね。
米国にすり寄らない本物のリーダーを米国は望まないんですよね~