昨日の地元紙に「ふくおかフィナンシャルグループ」と「十八銀行」の経営統合計画の記事が掲載されていました。
地域によっては、人口減少により1行でも経営不可能とされている市場縮小を背景に地銀各行とも生き残り策を進行させています。
今回の統合は、金融庁ではなく公正取引委員会が独占禁止法にひっかかると判断とあります。
この統合がなされると長崎県での企業向け融資シェアが70%となり、融資先に悪影響を与えると判断したらしい・・・
しかし、私たち徳島県には阿波銀行と徳島銀行があって、実際にはあり得ないが、この二つが統合されたからと言って、私たち零細企業に悪影響があるとは思えないですがね~
高いシェアを背景に業績不振企業に対して金利上昇や貸しはがしや追加担保などの要求がエスカレートするのではないかとの見方なのでしょうが、企業側は本来融資案件に対してあらゆる防御策をもってして借り入れを行うのが基本だと思うので少し厳しすぎないかなと思いますね。
統合しかない地銀にとってお見合い相手を探すのも一苦労でしょうからね~
わが阿波銀行は、東京や大阪に支店増設して軸足を少しずつ変える戦略を取っているみたいですね。
現在の超低金利が解消される時代がきたとしても、どの銀行からも融資判断がオッケーになるような計画にしておけばなんの問題もない訳ですよね~