私のところがかかわっていない、とある物件ですが・・・
竣工後、しばらく入居が全く決まらないというお話を伺いました。
間取りや仕様を拝見しましたが、豪華な仕様でした。
部屋の広さや諸条件で不動産式で家賃を設定しても何か足らない。
それは当初から誰に訴えていくのか、という明確なターゲット像が必要なんだと思います。また、そのターゲット層が実在していなくてはならないですよね。
企業側が家賃補助するしくみを利用するのか、入居者だけで家賃を払ってもらう想定なのか、年齢層や職業・自炊率など具体的なターゲットを明確にしていくと・・・
必要なものと過剰なものが見えてくるはずです。
つまり、過剰な部分を家賃に反映させますと、高く見えてしまい敬遠されがちです。
心を鷲掴みにするような魅力を醸し出すには、ターゲット層の明確化、さらに絞り込みで可能になるのだと思いますね~
万人にウケるモノは、どこか物足りないものですし、豪華仕様を家賃に反映させるのは凄く難しい。。。
家賃とのバランスで本来の魅力が半減してしまいますからね。