コロナ禍で露呈する無理な住宅ローン。

住宅ローンの支払いに苦慮する方々が増えているようです。

テレビ等でもコロナ禍のボーナスカット等でその分の支払いができないとか売却しても負債がかなり残ったりとか・・・

そもそも住宅ローンは資産ではなく負債です。なので、銀行が貸してくれる額を目いっぱい組めば破綻リスクはかなり高いです。

正しい住宅ローンの組み方とは、数年後の住宅売却額を想定してその範囲内で組むのが、リスクヘッジしたローン金額なんですねー

基本的にボーナス払いや完済年齢が60歳以降で組むのも危険です。

わたくしは現在の住まいは2軒目でございます。1軒目は20代の時に50坪の土地に30坪の建物を建てて、住宅金融公庫で800万円借りました。もっと借りられましたが、余裕で支払っていける金額内に建物も小さく安く抑えました。事業資金とも完全に分けていました。

2軒目は40歳前に1軒目を1700万円で売却して、70坪の土地に60坪の建物・2300万円の住宅ローンを組みました。金融公庫の申し込みに行きますと、もっと借りられますよと言われグラッときましたが、キッパリ断りました。

いずれの住宅ローンも数年で早期繰り上げ完済しました。足らない部分はすべて自己資金で賄いました。つまり、破綻する方の住宅ローンは自己資本率が低すぎるということなんでしょうね。

なので、いろいろお話を聞いていますとコロナ禍関係なく当初から破綻リスクが高すぎたと感じています。

アパートローンも同じで基本は数年後売れる金額と残高が近ければ破綻リスクは低くなるわけです。

いずれにしてもアパートローンは資産づくりのローン、住宅ローンは「売却金額-ローン残高=ただの負債」だと認識してスタートするべきでしょうね。

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