資産1億円超 121万世帯。

昨日の徳島新聞に、資産1億円以上の国内富裕層が2013年に比べ2015年に2割増えて121万世帯になったとあります。
アベノミクスによる株高局面が大きく影響したのでしょう。

資本主義の経済では富裕層が増えるのは問題ではありません。問題はその裏側で貧困層が増えるところにあります。

全体的に底上げするのではなく、資産があるところにさらに資本が集まり、一度貧困にあえいだ世帯が中々脱出できない経済社会は崩壊への道のりと考えます。

米国大統領選の争点の一つに格差社会の解消があったと思います。米国は20年前から貧困層が増え始め、ほんの一部の富裕層の資産が益々増える格差社会になりました。

ピケティーもこのことに警鐘を鳴らしているんでしょ・・・
ちなみに、読んでいません~ぶあつそうだったでぇ(笑)

日本も遅れながら、この後を追っていると言っていいと思います。
米国と同じように日本も格差社会になれば賃貸業も様変わりするでしょうね。

健康的な経済社会とは、中間層がほとんどを占める構造ではないでしょうか。富裕層をターゲットにした商品やサービスは高価ですが、総額で考えれば中間層を増やし適正価格で多く売り上げる方が全体のパイは大きいはずです。

まぁそれと、1億円の資産が富裕層かどうかという議論もありますが・・・ここでいう資産は負債を差し引いた純資産です。
しかし、膨れ上がった株や信託の資産は必ず元に戻りますよね・・・どうすればいいのでしょう。
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