昨日、島根を震源地とする地震がありましたね。熊本地震の教訓からいって危険な家屋には帰らないようしてもらいたいですよね。
テレビに映されるヘリからの映像を見ていました。棟という屋根の一番高い部分に何重にも「のし瓦」がつまれていて、そこが多く崩壊しているようでした。
その「のし瓦」は土等を使って積み重ねられ重く、緊結度合が弱いのでしょう。増改築をしたのか? 瓦屋根と続きのすぐ隣の板金屋根には被害がないように見えました。
日本瓦や陶器瓦は材料自体が重く、コロニアル・板金屋根などは軽い。耐力壁の計算時にもこれらの材料によって計算方法が変わります。
軽い材料で葺く屋根のほうが地震には有利だといえるんですね。