当時はバリアフリー(段差なし)が浸透していてわざわざ段差を付けるなどの発想はなかったですね。
しかし、テレビのお家紹介みたいな番組で建築家の方が話されていたのが心に残りました。
その方は、「年齢を重ねていくとちょうど敷居の高さぐらいの5mm~15mm段差が一番つまづきやすく、かえって20cmとか30cmの段差だとはっきり認識できるので事故になりにくい」と言っていました。なるほど、と思いましたね。
段差をつけるとワクワクするといいますか、子供のころから押入れの上の段に上がったり、ジャングルジムとかで遊んでいたのもうなずけるわけです。
これは京都の清水寺周辺の三年坂という素晴らしい石段です。
この他にたくさんの素晴らしい石段や坂道が日本中にあるわけです。どれもこれも情緒あふれ言葉で説明できない胸にせまる良質な癒しを感じてしまいます。
ブラタモリという番組でタモリさんが良く坂道や段差のお話をされていますが、すごく共感してしまいます。
たいそうかもしれませんが、スキップフロアという段差はこれらの延長線上にあると思えてなりません。
その段差の演出センスにより、暮らす人の気持ちに良い影響を与える価値あるものになると考えています。
少しハードルを上げてしまいましたが、私の初スキップは2007年に遡ります。
その段差の演出センスにより、暮らす人の気持ちに良い影響を与える価値あるものになると考えています。
少しハードルを上げてしまいましたが、私の初スキップは2007年に遡ります。