アナログ世代のデジタル。

弊社の事務所の複合機FAX受信は、メール受信ではなく即印刷の古い設定にしてもらっています。

メール受信にしておけば、必要のない営業FAXなど印刷する必要がないので用紙が節約できます。
しかし、メール受信で以前業務内の書類を見損ねたケースがあったので印刷物を一つ一つアナログ目視確認しています。

必要のないFAX受信では、印刷された用紙を小さく切って裏をメモ用紙に使っています。

去年、消費増税のあと高利子貸付のFAX案内がしょっちゅう入っておりましたが、この頃はさっぱりないです。
これは、コロナ禍で政府系金融機関が無担保無利子で中小企業にバンバン貸し付けたので今は需要がないんかな、とか考えます。

こういうアナログならではの気づき見たいなものがあるんですね。
例えば、デジタルで注文者作成したり見積り受信したりしますが、これもまたいちいち印刷してパンチング後ファイリングしています。

調べようとした際に、ぺらぺらとファイルをめくっているとアナログならではで、他の書類も目に入ってきて、あーこれも確認してみようとか、こっちも必要だなとか、気づくんですね。

これは、レコード曲とダウンロード曲の違いにも似ています。
私の青春時代は、レコードです。

レコード屋さんに行って検索システムもないので、店長にダイアーストレイツありますか?
というと、なにほれ?
ってな具合で洋楽に精通している方が少ない・・・

洋楽エリアのタ行見てみてといわれて、そこで手でいちいち一つ一つアルバムの絵柄をチェックしていくんです。
そうしますと、表紙の帯のアビールコピーなんかに惹かれて、これ聞いてみようとかって視聴させてもらえたんですねー

CDとも違う、CDはデジタル信号だから番号指定すれば曲が一発で出てくる。
レコードは2曲目と4曲目が聴きたくても針を落とすのが面倒なので3曲目も聞くようになる。
そうしますと、案外これいいかもとなって、3曲目のファンになったりもする。
これが、アナログの魅力・・・

この法則で好きになった楽曲が高中の「MALIBU」という曲・・・
デジタル時代だったら、この曲と縁がなかったのではと、今でも良く聴いています。
今では、アイチューンよりレコード鑑賞の方が贅沢・・・
デジタル音より、やさしく五感にくる感じ。

ホットプレートと七輪の違い? (笑)
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