すみません、昨日は県外出張でブログをお休みいたしました~
この間、知人がローコスト系ハウスメーカーで見積りしたら、「最終トータル金額が高くて驚いた」と連絡がありました。
そこでローコスト住宅と今呼ばれるようになった「はじまり」について少しお話します・・・
今から約40年ぐらい前にあるサッシメーカーの子会社としてFCのローコスト住宅メーカーが誕生しました。FCなので全国をエリア分けして地元工務店や建設会社、脱サラして始めるといった感じで新規加入店舗が増えていきました。全ての店舗でモデルハウスを建設して営業マンを配置し、独自の見積りシステムを構築していました。
全国的にローコスト住宅と認知されたのはその時だと思いますね。
それまでの新築住宅の大半は、建築費がわかりずらく坪単価のある大手ハウスメーカーは高いというイメージがあって、そこに坪単価20万円前後の商品が誕生したもんだから、話題となったんですね。
業績はドンドン伸びていきましたが、当初はオプション工事項目が多く坪単価と最終金額との開きは度々議論となって、その後長い年月を経てコミコミ金額を謳うローコスト住宅が主流となってきたんです。
しかし今では、構造スペックの度重なる向上と建築資材高騰で建築費が上がり続けています。
可処分所得が増えない中で、建築費とのバランスが既にローコスト住宅と言えないのが現状ではないでしょうかねー