一つは完全丸太、一つは総角ログ、一つは1F角ログ2F柱立の混構造・・・
私の興味あるログハウスは、ラミネート角ログです。
ラミネートとは、完全無垢の木を半分ずつ貼り合わせた集成ログです。
その分、ひずみも小さいと思います。
ログハウス購入のハードルは二つ。
①新築時、一般住宅より高い
②メンテが頻繁に必要
その②の内、必ず必要なのが、「セトリング」だそうです。
このように、角ログをクロスして積み上げていきます。
ログ自体は、乾燥していて収縮はほとんどないらしいのですが、ただ積んでいくだけなので、3年~5年かけて下に下がっていくらしく、それを修正していく作業を「セトリング」というんですね。
毎年やる方が良くて5年すると落ち着くみたいです。
しかし、ログを積み上げていく場所だけが、下がるため基礎に乗っかっている柱なんかは下がらない~
柱元の板金ブーツを上げると、調整ジャッキが着いていて、これで周りが下がった分を調整する。
このボルトも・・・基礎+柱に乗っかった梁の調整ボルト
窓もログと一緒に下がらないから、窓上に空間があるんだそうです。
窓上の枠を外すと断熱材が押し込んであるので、それを取って入れなおすことで調整する。
窓上は当然外から見ても空間が設けてありますが、こちらは外さず内側から調整するそうです。
このセトリング作業を毎年やるとなると、かなりハードルが上がりますよねー
たけど、次の世代、またその次の世代と渡せる・・・
そこをどう捉えるか?
っで価値感が決まる。