現在、住宅系建築現場は少し減少しておりますが、来年2021年はコロナ以前の消費増税駆け込み前の新設着工数並みに建築現場数が戻るのではないでしょうか。
わたくしたちの住宅系建築市場では順番があり、まず土地分譲販売の不動産会社さんが売れ始めます。
しばらくしますと、製造メーカー代理店の建材店営業が忙しくなります。土地等買った施主がショールームに行き、施工業者に見積りが回ってくるためです。
その後、設計事務所が確認申請を提出していきますので、役所の窓口でどれくらい混んでいるのかで解ります。
そこから数か月で建築現場が発生してきます。今、そのプロセスの中の建材店に見積りが回ってきている状態ではないでしょうか。
消費増税は恒久的に消費が落ち込むのとは別に駆け込んだ分落ち込む2パターンあります。その駆け込んで落ち込む時期は終わったのではないでしょうか。
コロナ禍の影響も追い打ちをかけたと思いますが、住宅系では、金利や増税の影響の方がいつも大きいのが特徴ですからね。